2016年10月23日

ウェストミンスター小教理問答

論壇      ウェストミンスター小教理問答     10232016


 本日の礼拝からウェストミンスター小教理問答を朗読します。私達の教会では今まで礼拝時にどのような信仰告白を朗読してきたのでしょうか、天王町へ来てからの歴史を振り返りますと、


   ハイデルベルク信仰問答   :2000 5142002 2 3

   ウェストミンスター信仰告白 :2002 2172003 824

   ウェストミンスター小教理問答:2003 92120041031

   ハイデルベルク信仰問答   :200411282006 7 9

   ウェストミンスター信仰告白 :2006 730200710 7

   ウェストミンスター小教理問答:200710212009 517

   ハイデルベルク信仰問答(講解説教)2009612010725

   キリスト教子供教理問答(立石著) :2010 9 5201211113回)

   ウェストミンスター小教理問答:2013 1272014 2 9

   ウェストミンスター大教理問答:2014 3162016 925


 横浜中央教会ではウェストミンスター信仰告白と小教理問答、ハイデルベルク信仰問答をくりかえし朗読してきたことが分かります。昨年と今年は例外的にウェストミンスター大教理問答を2年半もかけて朗読しましたが、文章が長すぎて、ちょっとしんどかったと思い起こします。


 私たちはどうしてこんなに熱心に信仰問答を朗読してきたのでしょうか。それは聖書とキリスト教の教えを体系的に、かつ具体的に覚えることが私たちの信仰生活にとって必須だからです。キリスト教はファッションや雰囲気ではありません。知識をもって正確に教理を覚える必要があるのです。何を、なぜ、どう信じているのか、を私が告白するのです。


 信仰問答(教理問答)は英語ではカテキズム(Catechism)ですが、これはギリシャ語カテーケオー(κατηχεω 動詞、教える)に由来します。κατηχεω は κατα(カタ、下へ)とηχεω (エーケオー、響く)から構成される語で、「下へ向かって鳴る」。そこから「(口頭で)教える・知らせる」という意味になりました。信仰問答を暗唱して朗読するたびに、信仰を具体的に自分に「響かせる」のです。水曜日の祈祷会でこれを連続講解しますので、奮ってご出席ください。


 カトリックでは1579(天正7)、イエズス会の巡察師ヴァリニヤーノが『日本のカテキズモ』を編纂しました。また1600年頃できた「どちりな きりしたん」(キリスト教教義 Doctrina ←英語 doctrine 教理)は、信徒教育に用いられた問答形式による教理書です。日本の国語資料として価値が高いものです。岩波書店版を教会図書に献本しておきますのでお読みください。

posted by 横浜中央教会 at 20:21| ◇論壇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする