2016年10月01日

本当は恐ろしいハロウィン

論壇       本当は恐ろしいハロウィン      1022016


 巷の商店では、かぼちゃお化け、魔女の衣装など、ハロウイン商品真っ盛りです。カトリック教会では「子供だましのお祭り騒ぎだと一蹴する前に、童心に帰り、子供と一緒にハロウィンのイベントを楽しみ、商業べ一スのドンチャン騒ぎにちょっと付き合ってみて、そこにハロウィンの伝統がもっているキリスト教のメッセージを見出し、何らかの形で指し示すことができるなら、それなりにハロウィンが大きな意味を持ってくるのではないでしょうか」(東京大司教区)と、これを肯定的にとらえています。


 紀元4世紀頃、アイルランドではケルト族の死の神サムハインに、人身御供(ひとみごくう)を供える残虐な祭りが、1年の終わる1031日に行われていました。ローマ・カトリック教会はアイルランドに宣教してこの儀式に出会い、それまで531日に行なっていた諸聖人の日(All Hallows Day )を11月1日に変更し、サムハイン祭と連携させ、人身御供の悪習を廃止させました。その前夜祭(All Hallows Evening)がHalloweenに変わったのですが、コスチュームなど、ケルト族の祭風俗はそのまま残り、アメリカに移住したアイルランドやスコットランド移民たちが、この祭を今日にまで残しています。


 従ってハロウィンは決して「秋の収穫感謝祭」ではありません。恐ろしいことは、この日は悪魔崇拝者たちの最も盛大なサバト(魔女の宴会)の日なのです。この世にさまよう死者を呼び出し、サタンと交信する為の儀式として、今日も欧米諸国で現実的に行われているのです。そのために誘拐された子供が犠牲になることもあります。米国司法省の統計では、行方不明者として報告される18歳未満の児童は年間80万人で、1日当たりでは2000人と言われます。そのうちの25%は離婚した一方が無断で連れ去るケースですが、残りは不明扱いです。同じカトリック教会でもポーランドのカトリック教会はハロウィンを「オカルト」であるとして禁止しています。


 日本人の多くは物事の背景、起源、「何をお祝いしているのか」などの本質を全く考えないで、他人が騒いでいるから私も便乗して騒ごうとか、非日常的なコスチュームでうさばらしができるなどと、付和雷同する人が多過ぎます。日本ではハロウィンがキリスト教にまつわるお祭りだと説明されるケースがありますが、とんでもありません。むしろ対立する恐ろしい悪魔崇拝のイベントなのです。


 多くのクリスチャン家庭の子供たちですら、この悪い習慣に慣れてしまっている今、私たちは1031日のもっと重要な意味を考えねばなりません。


1517年のこの日、ルターはローマ・カトリック教会の免罪符の販売に抗議し、95カ条の提題を掲げて宗教改革の発端となりました。来年は500年祭です。

ハロウィンの恐ろしい意味を知らせ、教会の伝道に励みましょう。

posted by 横浜中央教会 at 17:22| ◇論壇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする